初めまして。千葉在住のサンフレッチェ広島ファンのカーレルと申します。第23節のファジアーノ岡山戦をテレビで観戦しましたのでその所感を書いていきたいと思います。
今シーズン2回目の中国ダービー。ホームでの1回目は0-1で敗れていますし、J1の先輩として2連敗は許されません!
チーム状況的には中島選手が横浜FC戦から戻ってきて、田中選手もこの試合からベンチ入りしてと怪我人が帰って来て上昇気流に乗って行きたいところで、2連敗中で首位とは勝ち点差5と優勝を目指す上ではこれ以上離されるわけにはいかず、優勝戦線的にも重要な試合でした。
そんな中迎えた試合のスタメンはこちら


サンフレッチェ広島は中2日でしたが前節からのメンバー変更は加藤選手→ジェルマン選手のみ。
ファジアーノ岡山は中6日で前節から変更はなしでのミラーゲームでした。
ボール握るもビッグチャンスは作れなかった前半
前半はサンフレッチェ広島がボールを握れる場面が多かったですが決定機はなく、
逆に前半31分に重戦車ルカオ選手が荒木選手と佐々木選手を右サイドタッチライン際で振りほどいて抜け出し、中にグラウンダーのクロスを上げて江坂選手がフリーでシュートを打つもゴール左側に外れる。
後半47分にも右サイドからのグラウンダーのクロスをルカオ選手がペナルティエリア内でフリーで合わせるもキーパ正面、と決定機は相手のほうがありました。
サンフレッチェ広島としては決められなくてよかったという前半に感じました。
やっぱりルカオ選手は強い!荒木選手や佐々木選手とバチバチに体の強さで張り合えてましたよね。サンフレッチェ広島は守備面は1対1で負けないこと、相手のロングボールはこちらが競り勝つことが前提なので、そこが怪しくなると基本的にどうしよもなくなってくるんですよね。
サンフレッチェ広島の負けパターンのボールを握るも決定機はなく、相手には速攻で決められるパターンになりかけてました。
帰って来た田中選手!飛んだ加藤選手!頼れるルーキの劇的ゴール
後半開始からサンフレッチェ広島はジェルマン選手→木下選手、中島選手→田中選手と選手を変えてきました。田中選手はリーグ戦では5/7湘南戦ぶりの出場でした。そして田中選手はめちゃくちゃ効いてましたね。出足良く相手からボールを刈り取り、ボールを拾ってくれていました。
後半はファジアーノ岡山に決定機は与えず、サンフレッチェ広島がチャンスを作れていました。
後半7分には左からのクロスを木下選手が相手選手に競り勝つもゴール上に外れました。
後半32分には右サイドからのクロスを木下選手が中にヘディングで折り返して加藤選手がオーバーヘッドで狙うもキーパーの正面をつきゴールは生まれず。
そして、後半ロスタイム待望のゴールが生まれました。右サイドからの前田選手のコーナーキックをここでも木下選手が競り勝ち中に折り返したところ頼れるルーキー中村選手が合わせて勝ち越し。直後に試合終了のホイッスル。何とか勝利をつかむことができました。
後半は中島選手からの田中選手への交代も効き、相手にチャンスを作らせない、シュートを打ちまくるサンフレッチェ広島のパターンになってましたね。相変わらずの決定機の少なさ、決定率低さでしたが木下選手へのクロスはチャンスになっていたので、あれをもうちょっとお互いに合わせていってほしいですね。
勝てはしたが・・・
劇的ゴールで勝てはしましたが・・・
ここまでフル出場を続けていた佐々木選手がこの試合では後半途中でベンチに下がりました。35歳がここまでフル出場なのが大概おかしな話な気もしますけどそれだけ変わりがいない選手ですからね。幸い代表期間で少し間が空くのでしっかり休んで、次の試合も元気に出てきてほしいです。
このプチブレークを上手く使ってもう一度攻撃の形を構築してほしいですね。たぶん今年はトルガイ選手と中島選手で攻撃を構築するつもりが怪我で離脱して攻撃を組み立てれなくなってきたのではないかと思うんですよね。今季途中加入の木下選手は今日もチャンスを作れていたので、この期間を利用して合わせていってほしいです。
以上、ファジアーノ岡山戦の感想でした。
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