迎えた2026年特別大会開幕戦
2026年特別大会がついに開幕しました。
サンフレッチェ広島はV・ファーレン長崎との開幕戦を3-1で勝利。新監督体制の初陣としては、結果・内容ともに上々のスタートでした。
田中選手が抜けたことで昨季までの堅守を維持できるのか。
前線の組み合わせはどうなるのか。
昨年はなかなか得点を奪えず苦しんだ中で、今年はどんな変化を見せるのか。
ワクワクと不安が入り混じる中で迎えた開幕戦でしたが、90分を通して感じたのは「去年とは違う」という確かな手応えでした。
川辺選手と松本選手による中盤でのボール奪取と回収。
中野選手のビューティフルトラップから生まれた先制点。
後半開始早々の鈴木選手の一発、そしてショートカウンターからの追加点。
流れの中だけで3得点を奪い、快勝と呼べる内容でした。
昨季に比べると、サイドからのクロス一辺倒ではなく、つなぐ意識が明らかに増しました。
特に両ボランチが自由に動き回り、攻守に関与できていた点は大きな変化でした。昨年はどちらか一枚が前に張らされていたように見えましたが、今季は2人とも生き生きとプレーしていました。
小原選手のまさかの抜擢


予想通り、荒木選手と佐々木選手は怪我の影響でベンチ外。
フォーメーション自体は昨季から継続でしたが、シャドーで 小原選手がスタメンに抜擢 されたのは驚きでした。個人的には中村選手かジャーメイン選手を予想していたので、完全に外しました。
それ以外のメンバーは概ね想定通り。
注目ポイントは以下の3点でした。
- 山崎選手がサンタナ選手をどこまで抑えられるか
- 新加入の鈴木選手がチームにもたらす変化
- 抜擢された小原選手がどんな役割を果たすのか
そして、背番号を11に変えた加藤選手の活躍にも、やはり期待せずにはいられません。
堅い入りになった前半戦
開幕戦らしく、序盤はお互いに堅い入りとなりました。
その中でも目立っていたのが、川辺選手と松本選手の運動量です。
中盤を走り回り、各所でボール奪取と回収を見せ、試合を落ち着かせてくれました。
五分の展開が続く中、徐々に鈴木選手が前線でボールに絡めるようになり、広島にリズムが生まれ始めます。そして35分、待望の先制点が生まれました。
塩谷選手のパスを受けた中野選手が、ペナルティエリア内でビューティフルトラップ。相手DFをかわし、ゴール左隅へ流し込みます。
正直、中野選手にあのトラップができるとは思っていませんでした。完璧なゴールでした。
この場面に限らず、両ウイングが中に絞り、空いた外のスペースを小原選手や松本選手が使う形が多く見られたのも印象的です。
加藤選手ファンとしては、ポストに阻まれたシュートが本当に惜しかった。
前線で起点となり、プレスも効いていたので、あとはゴールだけ。早く1点欲しいところです。
去年は見られなかった展開
昨季のサンフレッチェは、なかなか追加点を奪えず、終盤に失点して引き分けや敗戦という展開が少なくありませんでした。しかし、この日は違いました。
後半開始早々、大迫選手の素早いパントキックを相手DFがクリアしきれず、後方に逸らしたボールを鈴木選手が拾います。
加藤選手のランを囮に使い、DFとGKとの駆け引きを制して冷静にゴール。新加入選手がいきなり結果を出してくれました。
さらに約5分後、川辺選手のボール奪取を起点に、松本選手が左サイドを駆け上がる東選手へ展開。
東選手のクロスに、信じて走り込んだ川辺選手が合わせて3点目。教科書通りの形でした。
直後には絶体絶命のピンチもありましたが、山崎選手と川辺選手の連続ブロックで凌ぎ切ります。ここでの失点を防げたことは、試合を決定づけるポイントだったと思います。
終盤に1点を返されましたが、全体としては終始落ち着いて試合を運ぶことができました。
帰って来た川辺選手
この試合はMVP候補が本当に多い一戦でした。
中野選手、キム選手、松本選手、鈴木選手、東選手……。
その中で、私のMVPは 川辺選手 です。
縦横無尽に動き回り、配球、奪取、回収と中盤を完全に支配。
CKのこぼれからバーを叩いたシュート、得点シーン、そして直後のボール奪取から前線への飛び出し。川辺選手の良さが詰まった90分でした。
やはり川辺選手は、自由に動き回れる環境でこそ真価を発揮する選手だと改めて感じさせられました。
ACLを含む過密日程へ
ここからはACLを含め、3週間で6試合という過密日程が始まります。
点差があったとはいえ、途中出場組のコンディションは少し気になるところです。
ジャーメイン選手には1点欲しかったですし、今日の内容を見る限り、しばらくは小原選手が基本になりそうな印象。ただ、ジャーメイン選手は雑に放り込んでもシュートまで持っていける強みがあるので、今後の起用法にも注目です。
中村選手とトルガイ選手は今日は目立ちませんでしたが、今後必ず必要になる存在。
特に鈴木選手とのコンビネーションがどう成熟していくのか、楽しみにしたいところです。
次戦はACLジョホール戦
次戦はACL、ホームにジョホールを迎えます。
中3日での試合、その後もすぐにJリーグが続く厳しい日程です。
どこまでメンバーを入れ替えるのかが最大の注目点。
前監督は固定メンバーを好みましたが、ガウル監督がどんなローテーションを組むのかは非常に興味深いです。
個人的には、志知選手、新井選手、菅選手、越道選手など、他の顔ぶれも見てみたいところです。
開幕戦で見せた「去年とは違うサンフレッチェ」を、ACLでも継続できるのか。
次戦も楽しみに待ちたいと思います。

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